どもー、田辺です!
人に自分の意見を受け入れてもらえず、モヤモヤしたことありませんか?
または、お願いをしてみても、気持ちよく了承してくれるんじゃなくて、しぶしぶ受け入れられて「そんな態度ならやってもらわん方がいいわ」と感じたことはありませんか?
ぼくはあります(^^)/
製鉄所でサラリーマンをしていた20代前半の頃のぼくは、現場の報告や自分の意見を伝えても、なかなか上司からYESと言ってもらえませんでした。
なので悔しい思いをしていたことを、いま思い出しました(それまでは完全に忘れてましたw)
説得にはある程度スキルが必要
まず、説得の定義を共有しておきましょうか。
ブリタニカ国際第百科事典では
コミュニケーションによって,受け手の理性や感情に働きかけ,相手の自発性を尊重しながら送り手の意図する方向に受け手の意見,態度,行動を変化させること。
引用:コトバンク
と、あります。
『説得』というと無理やり自分の意見に従わせるというイメージもありますが、ここでは「相手の意見も尊重しつつ、お互い納得のいくように受け入れてもらう」ということを前提に、お話をしたいと思います。
で、その説得なのですが、必要なのは『3ステップで話をする』ということです。
- 主張
- 理由
- 事例
1つずつ説明しますね。
ステップ1:主張をする、結論から話す
まずはいつも通り、相手に受け入れてもらいたいこと、お願いしたいことを話します。
なので、ここは特に意識する必要はありません。相手の反応なんか気にせず、ドーーン!っと言っちゃいましょう。
ステップ2:理由を話す
主張を話したら、次は理由を伝えます。
なぜなら、理由を伝えることで「なぜこの話を受け入れなければならないのか?という部分がクリアされるからです。
「トマトを買ってきてほしい」だけだと、それはただの指図になります。(上下関係があるなら命令になります)
「あのぉ〜、ちょっとトマトを買ってきてほしいんだけどぉ〜、いいでしょうかぁ?」とだけ、いくら柔らかめに言っても、それもただの指図です。
トマトを買ってきてもらいたいなら、トマトを買うべき理由を話さなければなりません。
で、「どのように理由を話せばいいのか?」ということなのですが、Reason Whyという考え方をオススメします。
Reason Whyとは、『Why Me(なぜ私に)』『Why you(なぜあなたから)』『Why now(なぜ今なのか)』の3つを表した言葉なんですが、要はこの3つをカバーするように理由を述べるんです。
そうすることで、『私が今あなたの話を受け入れる理由』が明確になるんですね。つまり、行動しやすくなるということです。
ステップ3:事例を語る
締めとして「例えば〜〜」と、事例を話していきます。
これは、どのように行動すればいいのか?行動した結果どうなるのか?という部分を明確にするために話します。
例えば、トマトを買ってきてもらいたいなら、「スーパーに行って1つだけトマトを買ってきてほしい。レジで買った後はレシートをぼくにください。お金を返します。」というように伝えるということです。
- 主張
- 理由
- 事例
もし今日、誰かを説得する機会がございましたら、この3ステップを意識してみてください。
きっと今までとの違いを感じられると思います!
ありがとうございました!