どーも、田辺です!
「ヒルナンデス」ってご存知ですか?
平日のお昼にやっているテレビ番組なんですが、生活に役立つ情報だとか、いま世の中で流行っていることをメインに紹介されてるんで、ぼくは割と好きなんですね。
で、先日のことです。
ぼくも毎日ヒルナンデスを見るわけじゃないんですが、たまたまテレビをつけると、洗濯に関するtipsが紹介されていました。
何やら洗濯の知見が深い先生をお呼びして、その先生がいろんなノウハウを語っていたんですね。
例えば、タオルを使い続けるとフワフワ感がだんだんなくなってくるんですが、それはパイルが寝てるのが原因だそうです。
なので、洗濯が終わってタオルを干す前に、タオルの中心を持って10回ほど上下にはたくと良いそうなんですね。
そうすると、寝ているパイルが起きて、新品に近いフワフワ感が復活するみたいなんです。
そんな感じでいろんなテクニックを教えてくれてたんですが、最後にちょっと残念なことが起こりました。
何か質問ありますか?
最後にコーナーを仕切っていたMCさんが「先生に何か質問ありませんか?」と聞いたんですね。(ぼくは芸能人に疎いんで、名前とかほとんど知りませんw)
そうすると案の定、誰も手をあげなかったんです。
それもそのはず。
セミナーなんかでもよくあるんですが、「何か質問ありますか?」と言って、本当に質問が来ることは非常に少ないです。
なぜなら、内容が漠然としすぎていて、受け手がどう質問すればいいのかイメージがつかめていないからです。
昔ぼくも経験があるのですが、知り合いがピアノを弾けるということで、「何か弾いてもらいたい曲ある?」と聞かれました。
その時、魔女の宅急便のキキが初めて街に訪れた時に流れた曲(題名知りませんw)をリクエストしました。
すると「それは無理。他ない?」とズバッと言われたんですね。
今となったら他にもたくさん弾いてもらいたい曲は思い浮かびますが、その瞬間に限られた時間の中ですぐ思い浮かぶか?と言われると、確実にNOでした。
それに、これは紹介をもらう場面でも同じことが言えます。
「紹介できる方を知りませんか?」と聞いても、ほとんどの人はすぐに思い浮かべることはできません。
「また思い出した時でいいんで、いつでもご連絡ください。」なんて背中を押しても、そこまで記憶に残して考えてくれる人は皆無に近いでしょう。だってみんな忙しいし。
なので、紹介をもらいたいなら、ある程度の限定性を作る必要があります。
- ゴルフ仲間で困ってる方はいませんか?
- 商工会で仲良くされてるメンバーの中でいませんか?
- 父兄のお友達で紹介いただけそうな方はいますか?
このように、相手も顔や状況が思い浮かべれるレベルまで絞って質問してあげることが、相手にとっても親切なのかもしれません。
ありがとうございました!