こんちわー、田辺です!
ネーミングって悩みませんか?
もしかしたらあなたは、ネーミングとは無縁の世界に住まれているかもしれません。
ですが残念ながらぼくは、ネーミングと深く関わる仕事をしています。なのでどれだけ「センスねぇな、田辺!」と言われようとも、これから先ず〜〜〜〜〜っと!ネーミングを考え続けなければならないんです(泣)
なのでそのセンスのなさを克服するために、ぼくは結構ネーミングを調べましたし、それに関するテクニックもコツコツと学んできました。
今日は、今まで学んできたネーミングの世界について、ちょっとした共通点だけシェアさせてもらいたいと思います!
わかりやすい・聞き取りやすい・伝えやすい
記憶に残りやすい商品やサービス、また企業名というものには、ある程度の共通点があることがわかりました。
それは、「わかりやすく、聞き取りやすく、伝えやすい」ものである、ということです。
もちろん、世の中にある名前の全てが、それに当てはまるのか?と言われると完全にNOです。
ですが、そうじゃなくても、「わかりやすく、聞き取りやすく、伝えやすい」ネーミングを、ぼくは付けていきたいと考えてるんですね。
だって少しでも利益が上がるなら努力したいじゃないですか。
なので、その具体的な方法というのを、この場でシェアさせてもらえたらと思います(^^)/
1、4文字
まず、覚えやすい名前というのは4文字前後であることが多いです。
例えばドコモ、コカコーラ、カルピスなんかもそうですし、ソーシャルネットワークサービスをSNSと表現したり、口頭コミュニケーションを口コミと言ったりするのもこれですね。
それに、電話番号なんかも4文字前後に収められていますよね。
全部合わせると携帯電話では11文字、固定電話だと10文字と長いんですが、だいたい「-」で区切られてるじゃないですか。XXX-XXXX-XXXXみたいに。
もちろん、みたその瞬間に記憶してもらうのは難しいかもしれません。ですが、出来るだけ記憶してもらおうと思ったら、脳科学の観点からしても4文字というのは絶妙な数ということになります。
2、わかりやすい単語
最近はやりの「premium」とか「ストロング」といった、一言で伝わる単語を用いるのがこのパターンです。
日常会話レベルに染み込んだ単語を使うことで、一気にそのイメージに引っ張り込むことができます。
例えば、「essential」というシャンプーがあるんですが、それだけで「なんか良さそう感」が伝わってくると思います。
3、母音をそろえる
これは言いやすさだったり、耳障りの良さを醸すのに有効なテクニックです。
例えばコカ・コーラ。
これはコカのコとコーラのコの母音がおなじです。さらにいうと、コカのカとコーラのラも母音が同じです。
このような響きの言葉を、人は聞き取りやすいし言いやすいと判断するようにできています。
先ほど話したカルピスなんかもそうですよね。ルとスは同じ母音です。ジャンルは違うんですが、アンパンマンも完全にそうです。
注意して見てもらいたいのですが、商業色の強いアーティストなんかも、この手法を使っています。
例えばAK○48。
歌のタイトルを見てみると、ところどころワザと母音をそろえたようにしか見えないモノも見受けられます。
こういう視線で見ると、世の中の商品をリサーチするのが面白くなってきます。
他にもどんなものがあったのか。色々と教えてもらえると嬉しいです!
一緒に語りましょう♪