昨日、パーキンソンの法則についてお話ししました。
すると同日に「パーキンソンの法則を打破するにはどうすればいいの?」という質問を数件いただいたんですね。
個別ではお話しさせてもらったんですが、せっかくなのでまとめたものを共有させていただきます!
「ないない病」を克服するにはコレが一番
パーキンソンの法則というのは、簡単にいうと「与えられた資源の全てを使ってしまう」というものです。
なので、お金であれば給料全てを使うことになりますし、時間であれば期限ギリギリまで動かないし、仕事であれば完璧なパフォーマンスを求めることになるんですね。
今日は「お金」「時間」の2面からパーキンソンの法則との付き合い方についてお話しさせていただきます(^^)/
お金がない!を克服する
とは言っても、やり方は2つとも似たようなものなんですね。
まずお金。
お金をパーキンソンの法則に従って使ってしまうと、いただいたお給料を全て使い果たしてしまうということになります。
なので、貯金という目的があるのでしたら、まずは「貯金分のお金をあらかじめ引いておく」のが有効になります。
なんだかどこかで聞いた事がある貯金術ですね^^;
でも、パーキンソンの法則を知ってる・知らないの差で、あらかじめお金を引いておくことの重要性がよくわかると思うんです。
なので、給料をもらったらすぐに貯金をして、残り分を自由に使うといいでしょう。
ちなみにぼくは商売をしてるんで給料制じゃないんですが、いただいたお金のうち貯蓄に回す割合を決めています。ついでに5%程度は募金をするというのも決めています。
時間がない!を克服する
何か新しいことを始めたいとき必ず直面するのが「時間がない」という問題です。
ぼくもサラリーマン時代、コピーライティングの勉強をしたくても時間の捻出にかなり苦労しました。
当時はまだ20代ということもあったので、睡眠時間を削るという王道かつ荒技でコトをしのぎました。でも、こんなコトをいつまでもできるハズもありません。
なので、新しいコトを始める!と決めたら、それ専用の時間をあらかじめ設けてブロックする必要があるんですね。
つまり「○時〜○時は必ずコレに時間を費やす!」と、決めるというコトです。
ぼくのオススメは、朝一番の仕事にするというものです。
新しく始めるということは、今までやった事がない事をするというコト。なので必然的にかなり脳を使うと思うんです。
そんな大変なコトを「空いた時間にやる」と考えても、「今日は疲れたから明日にしよう」とか「今どうしても必要なコトじゃないしな」とか思い出して、結局なにも変わらなかったとなるのも、決して珍しいことではありません。
なので、1日のうち最もエネルギーの多い朝一番に、新しい仕事を持ってきてほしいんですね。
とはいえ、業種独特の都合でどうしても朝一番にする事ができないというのもあると思います。その場合は、なにかしらの習慣に紐付けるというのも一つの手なんですね。
たとえば、お昼ご飯を食べた後に必ずやるとか、定例会議の後に必ずやるといった感じです。
これの目的は「習慣化」なんですね。要は歯磨きと同じで、ご飯を食べたら磨かないと気持ち悪いというレベルまで習慣化する事ができたら、新しく始める仕事も必ずうまくいくようになります。
ぜひお試しいただければと思います(^^)/
ありがとうございました!