こんにちは、田辺です!
キャッチコピーに頭を悩ませている方が、意外と多いようです。
だって、キャッチコピーというのは、読者さんが一番初めに読むメッセージですもんね。そこに興味を持ってもらえなければ、本文を読んでもらえることは絶対にありません。
なので、キャッチコピーに全力を注ぐ理由もわかります。
現にぼくも、キャッチコピーを考えるときは、1つの広告に対して最低でも100個は考えます。
でないと、ただでさえ情報の多い世の中なのに、興味を勝ち取るメッセージなんか作れるはずもないですしね^^;
ひらめいたキャッチコピーをそのまま使うな
キャッチコピーは大事とわかっていても、それをプロに任せる人はなかなかいません。
なぜなら、その気になれば自身で作ることもできますし、なんなら新聞の折り込み広告を見るだけでも、大量にサンプルを入手することができるからです。
なので、わざわざお金を払ってまでプロに頼るのは、なんかモッタイナイなと考えてしまうのです。
まぁ、それが良いのか悪いのかは、今回は置いておきましょう。(どう捉えるかによって良し悪しが変わるからです)
ですが一つだけ言いたいのは、「絶対に閃いたキャッチコピーはそのまま使うな」ということなんですね。
というのも、そういったのはだいたい他社も思いついて使っているからです。
実はキャッチコピーも、人間の本能や脳科学、行動心理を理解している人が作るかどうかで、そのクオリティは大きく変わってきます。
それに個人的に残念に思ってるんですが、コピーの専門業者でも、行動心理や脳科学を理解していない(理解する必要があることをわかっていない)ところがあるのも事実です。
なので、よくわからない意味不明なキャッチコピーがゴロゴロ転がる事態になってますし、それがパクられて無限繁殖するということになってるんですね。
もちろん、読む・読まないを決めるのは読者さんです。
なので、どんなキャッチコピーを作っても、実際に効果があるのかどうかは、世の中にリリースしてみないとわかりません。
ですが、絶対に言えることは、他社と同じようなキャッチコピーを出してしまったらコケるということ。なぜなら「ああ、またこれか。みたことあるわ。」と思われて、すぐ読み捨てされる可能性が高いからです。
で、ぼくの場合どのようにキャッチコピーを考えているのか?というと、1つ閃いたキャッチコピーをベースに、どんどん膨らましてるんですね。
例えば、スーツのセールを告知するとしましょうか。
多くの場合は『50%オフ』といったキャッチコピーを書くと思います。
大手もこんな感じでキャッチコピーを作ることがほとんどですし、小さなお店も対抗心燃やして(または考えることを放棄して)、このようなモノを書きます。
で、これを膨らますんですが、5W1H(いつ、どこで、何を、なぜ、誰に、どうやって)に注目します。
となれば『3月31日までに全てのスーツを半額で購入できる方法を、今すぐ簡単に知りたいと思う人はいますか?』と、とりあえず考えます。
そして、ここから他社との違いを出していくんですが、オススメは”遊び心”を出すことです。
なのでぼくなりに遊び心を出すとしたら『お父さん、いつまでクタクタのものを着てるの?3月31日までスーツを全て半額で買えるから、鬼のお母さんもきっと許してくれるよ。』くらいはするでしょう。
そして、それを紙面の1/3を使うくらいデカデカを載せます。
閃く→5W1H→遊び心。これらのステップで考えてもらえると、他社とは違うし興味もひくキャッチコピーを作れるでしょう!
ぜひ思い切ってリリースしてみてください^^
ありがとうございました!