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貯金ができない?普通でっせ

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いや、気持ちはわかるけどさ、、、ってなる出来事に遭遇しました。

先日、本屋さんにいった時の話です。

おそらく50代なかばと思われるサラリーマン風のオジサンが、背中を丸め哀愁ただよわせながら雑誌を立ち読みしていました。

それだけだったら普通の光景なんで、目につかなかったと思います。でも、その時は3人サラリーマン風オジサンが並んでたんですね。

しかも平日の真っ昼間に、みんな背中を丸めてるわけです。

なのであまり見かける光景ではないので、「外回りの休憩中なのかな?」と思いながら後ろを通り過ぎろうとしていました。

でも、その時です。

オジサンたちが読んでる雑誌の内容が、つい目に入ってきちゃいました。

なんとオジサンたちは全員「世間の貯金事情」のコーナーを読んでいたんです。

要は「〇〇世代の人で貯金額××万円以上ある人は△△%です」というやつですね。

いやね、、まあ、確かにわかります。

確かに、自分の貯金額が平均より多いのか少ないのかは気になるところでしょう。

でも平日の昼間にオジサンが3人並んで、全く同じコーナーを読むことってある?!いや、気持ちはわかるけどさ、、、って話でした。

人はもともと貯金ができない種族

よく「期限を決めることが重要だ」なんて言葉を耳にすると思います。

それは、期限を決めないと人は動かないということから来ていると思うのですが、実はこれは貯金ができない人にも当てはまるんですね。

期限を決めるということは、要は限られた時間をフルに使うということです。

”フル”という言葉を使うと、最初から最後まで全力を押し通すように聞こえるかもしれません。ですがそうじゃなくて、タイムリミットギリギリまで時間を使い果たすという意味なんですね。

そして、これを貯金に当てはめると「人は収入の限界まで、お金を使ってしまう」ということになるんです。

そうです。いわゆる『パーキンソンの法則』ですね。

人はどうしても、資源を限界ギリギリまで使ってしまう生き物なんです。なので、このことを意識せず生活を送っていると、あっという間にいただいたお給料を使い果たすことになっても、なんら不思議じゃないんですね。

それにパーキンソンの法則は、何も仕事とお金だけに当てはまるものじゃあありません。

例えばスマホなんかもそうです。

スマホのスペックを見てもらいたいんですが、ここ数年で爆発的に性能が高いものが販売されるようになりました。

RAMなんかも数年前までな1GBあったら「スゲー」となってましたが、今では4GB、6GBは当たり前です。なんならコア数もせいぜい2つだったのにオクタコアなんかも出てきています。

これは、「生まれた技術をフルに使い続けた結果、それじゃ足りなくなって、もっともっと!という状態になっている」を見事に体現している事象です。

こういったモノが原因で、本当は不要なのになぜか膨れ上がっているものが発生してくるんですね。

あなたの周りにも、なぜか膨れ上がっているものってありませんか?

どんなものにせよ、必ずパーキンソンの法則は当てはまります。

いちど整理して客観的に見るものアリかもしれませんね!

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