どもども、田辺です!
こんな殺風景なところで書くことじゃないかもしれませんが(笑)、今日は『デザイン』について1つ本を紹介したいんですね。
で、なんでこんなことを思ったのか?というと、それには理由があるんです。
ぼくは、セールス文章を扱うコピーライターとして、『コピーライティングが大事だよ』ということをよくお話させていただいてます。
なので、発信する情報も文章の書き方とか行動心理・脳科学がメインになってます。で、そこにはもちろん大なり小なり競合のかたもおられるんですね。
その競合がいることに関しては、ぼくはウェルカムなんです。だって、競合(というか良きライバル)がいるから業界も活発化しますし、ぼく自身も身を引き締めることができますしね。
なのですが、1つだけ「それちょっとやりすぎじゃない?」というメッセージを発信している方もおられたんです。
その内容が「コピーのスキルさえあればなんでも売れる。」というものでした。
コピーさえ優れていればなんでも売れる?
そのメッセージに対するぼくの答えは、完全に「んなワケねぇじゃん」です。
確かにコピーは重要です。
ぼくたちがモノを買う前は、情報しか判断する要素がありません。なのでどんなメッセージを投げかけるかによって、商品に対する欲求もイメージも大きく変わってきます。
ですが、だからと言って文章だけでなんとかなるというと、そこは少し違ってくるんです。
で、何が重要だと言いたいのか?というと、図解・写真といった『ビジュアル』なんですね。
なぜビジュアルが大事なのかというと、ビジュアルの方が文章より圧倒的に伝わるからです。
例えば、「空気はほとんど窒素である」ことを伝えたいとします。
その時、窒素78%、酸素21%、アルゴン0.9%、二酸化炭素0.04%、ネオン0.0018%、ヘリウム0.0005%、メタン0.00018%、クリプトン0.00011%、二酸化硫黄0.0001%、水素0.00005%などと書くよりも、
シンプルに円グラフで
とビジュアル化した方が伝わります。
なので「コピーさえ書ければ無敵」というのも、考えものなんです。
「文章も大事だけど、ビジュアルだからこそ伝わるものもある」
ぼくもコピーライターなんで、ついつい文章でなんとかしてしまおうと考えてしまう節があります。些細なことでも注意を払って、「出来るだけビジュアル化できないか?」という視点も持っておきたいですね。
ありがとうございました!
あ、本の紹介を忘れてました^^;
ウォールストリート・ジャーナル式、図解表現のルール。
どのようにグラフ化すればいいのか?ビジュアルで表現すればいいのか?どこでアイコンを使えばいい?というのが詳しく解説されています。
デザインのど素人でも理解しやすいように書かれてますので、ぜひ手元に1冊置かれておくことをオススメします(^^)/